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ヨーグルト

ヨーグルトが太りたい人におすすめな理由|正しい食べ方

ヨーグルトは栄養バランスが良く「吸収率の高いたんぱく質・脂質」「腸内環境を良くする乳酸菌」「消化吸収をサポートする食物酵素」が含まれており、太りたい人におすすめの食品です!

そこで本コラムでは、『太りたい人にヨーグルトがおすすめな理由』『ヨーグルトを食べる最適なタイミング』について解説します。

ヨーグルトは太りたい人に最適!その効果と理由

①栄養バランスが良い

果物がたっぷり入った栄養満点なヨーグルト

太りたい人にヨーグルトがおすすめな1つ目の理由は『栄養バランス』が良い点です。

ヨーグルトには、3大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)をはじめ、カルシウム、カリウムなどカラダ作りに大切な栄養が豊富に含まれており、少量でもエネルギーをしっかり蓄えることができます。

また、実はヨーグルトには、目や皮膚の粘膜を健康にする「ビタミンA」、神経や血液細胞を健康に保つ「ビタミンB12」、カルシウムの吸収を促進する「ビタミンD」、脂質代謝の促進や皮膚などの修復に関わる「ビタミンB2」など、ほとんどのビタミンが含まれているんです。

②たんぱく質、脂質の吸収率が高い

ヨーグルト、チーズなどの乳製品

太りたい人にヨーグルトがおすすめな2つ目の理由は『たんぱく質、脂質の吸収率が高い』点です。

ヨーグルトのたんぱく質は、牛乳に含まれるたんぱく質の一部が乳酸菌によって「ペプチドやアミノ酸」に分解されています。ペプチドやアミノ酸はたんぱく質よりも消化吸収に優れ、鉄などの吸収をサポートしたり、血圧を抑制する効果があります。

また、ヨーグルトの脂質は脂肪球の構造が小さいので、消化吸収率が高いのも特徴。

牛乳を飲むとお腹を壊しやすい人でも、吸収性に優れたヨーグルトなら下痢が起こりにくくおすすめです。

乳酸菌により腸内環境が良くなる

腸内すっきり

太りたい人にヨーグルトがおすすめな3つ目の理由は『乳酸菌により腸内環境が良くなる』点です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌(善玉菌)には整腸作用があり、腸内環境をキレイに整えてくれます。

痩せている方は、胃腸が弱く吸収力が低下しています。ヨーグルトの乳酸菌は、そんな悪化した腸内環境を整えて栄養吸収力を高めてくれるため、太る方法として効果的です。

食物酵素により消化吸収力が高まる

酵素とヨーグルト

太りたい人にヨーグルトがおすすめな4つ目の理由は『食物酵素により消化吸収力が高まる』点です。

ヨーグルトにはラクターゼと呼ばれる酵素が含まれており、ラクターゼは乳糖を体内で分解する作用があります。さらに、腸内の善玉菌を増やし、整腸作用もあるので、胃腸の働きがよくなります。

太りたい人必見!ヨーグルトを食べる最適なタイミング

ヨーグルトを食べる女性

ヨーグルトの摂取量は「1日100g~200g」が目安

ヨーグルトの1日の摂取量は、

  • 健康維持には1日「100g」
  • 便秘解消には1日「200g」
  • 乳酸菌を増やす腸活には1日「200g~300g」

が目安です。

また、ヨーグルトは1度に食べるのではなく、「朝と夜」の2回に分けて食べる方がよいと言われています。

太りたい方は自分の体質に合わせて「1日100g~200g」のヨーグルトを意識して食べることで、腸内環境が良くなり、太ることにつながります。

ヨーグルトを食べるタイミングは「食後」

ヨーグルトは「食後」に食べるのが基本です。

乳酸菌は胃酸に弱いため、食事と一緒に食べてしまうと、効果が弱まってしまいます。

そのため、ヨーグルトは胃酸が薄まる “食後” のデザートとして食べることで、善玉菌が生きたまま腸まで届き、整腸作用も高まります。

また、食べる時間帯も大切であり、ヨーグルトは腸の活動が活発になる「夕食後」に食べると乳酸菌の吸収率も上がるためおすすめです。

「無糖(プレーンタイプ)」を選ぶ

ヨーグルトには「加糖」と「無糖(プレーンタイプ)」の2タイプありますが、整腸作用を高めるためには「無糖(プレーンタイプ)」を選ぶのがポイント。

砂糖は悪玉菌の餌になるため、腸内環境を悪化させる原因に・・・。腸内環境をキレイに保つためには無糖のヨーグルトがおすすめです!

朝食には『ヨーグルト&バナナ』の組み合わせが最強!

ヨーグルトを食べるタイミングは、朝食に『ヨーグルト&バナナ』の組み合わせが最強です!

バナナは「ビタミン・ミネラル・食物繊維」が多いですがたんぱく質・脂質が少なめ。そこに吸収性の高い「たんぱく質・脂質」が豊富なヨーグルトをプラスすることで、栄養バランスが良くなります。

午前中はエネルギーの消費効率が一番高く、速やかにエネルギーになる果糖(バナナ)と、吸収性の高いヨーグルトは朝食にぴったり♪

乳糖不耐症の方は、ヨーグルトの食べすぎに注意

乳製品を飲んでお腹を壊した人(乳糖不耐症)

牛乳などの乳製品を飲むと、頻繁に腹痛や下痢を起こす場合は「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」の可能性があります。

乳糖不耐症とは、体内に酵素(ラクターゼ)が少ないため、乳製品に含まれる乳糖を分解できず、消化不良・腹痛・下痢などが起こる症状のことです。

乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう、Lactose intolerance)とは、消化器系統で乳糖(ラクトース)の消化酵素(ラクターゼ)が減少して生じる不耐に関する諸症状のことである。多くの場合、消化不良や下痢などの症状を呈する。

引用:乳糖不耐症 – Wikipedia

乳糖不耐症の方がヨーグルトを食べすぎるとお腹を壊す原因になってしまいますので、下痢などの症状が現れたり、体質に合わないと感じたときは、すぐに食べるのをやめましょう。

【まとめ】太りたい人はヨーグルトを食べよう♪

今回は『ヨーグルトの魅力』について解説しました。

栄養バランスがよく、整腸作用のあるヨーグルトは太りたい人におすすめです!

太りたい人にヨーグルトがおすすめな理由まとめ

  • 栄養バランスが良い
  • たんぱく質、脂質の吸収率が高い
  • 乳酸菌により腸内環境が良くなる
  • 食物酵素により消化吸収力が高まる

痩せ型で悩んでいるあなたは、朝食に『ヨーグルト&バナナ』を食べて、健康的に体重を増やしていきましょう♪

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※管理栄養士監修のもと専門性・信ぴょう性の高い内容を心がけ、掲載している情報については充分注意・確認をした上で掲載しておりますが、最新性や正確性を保証するものではありません。FUKLAではユーザー様に、より有益な情報をお届けしたいと考えており、もし誤った情報がございましたら、当ブログまでご一報いただけますと幸いです。

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